【201】吉越さんに学ぶ

下着とか、ブラジャーとか、ショーツとか。

その言葉の響きだけで強く生きていけそうな気がする今日この頃なんですが、
今日は下着メーカーTriumphの元社長である吉越浩一郎氏の講演を聞いてきました。
吉越浩一郎氏について詳しくはコチラをご覧頂きたいのですが(吉越さんのWEBサイトへのリンクを貼っていたのですが、WEBが閉鎖されてしまった?)、
下記に一部引用します。
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1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、72年に上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。
 
極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタ香港の勤務を経て83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社、
 
リージョナル・マーケティングマネージャーを最後に86年よりトリンプ・インターナショナル・ジャパン㈱に勤務。
 
87年代表取締役副社長、92年に代表取締役社長に就任し、2006年に退任。
 
同社は毎日開催される早朝会議での即断即決経営を武器に19年連続増収増益を達成
 
2004年には「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の一人に選出された。
 
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メリタでの経験を活かし、トリンプを19年連続増収増益に導いた敏腕経営者です。
下記は講演のメモ
講演題目:”勝てる会社の方程式”
■日本の教育について
フランスではバカロレアで哲学の問題が出題される。
バカロレアとはフランスの大学入試の様なモノ。
そこでは
 ・芸術作品は我々の知覚を鍛えるのか?
 ・幸せになるために何でもすべきか?
 ・カール・ポパー『客観的知識』

といった哲学的問い(一見、答えが無い問題)が出題される。

日本ではこのように思考させる問題が無い。

社会人になって初めて答えの無い問題に直面することになる。

■ホウレンソウをやめろ

新入社員研修などで口酸っぱく教えられる

「報告」「連絡」「相談」、略してホウレンソウ。

これは例えればカーナビの様なものである。

「僕は東京タワーに行きたいです、どうしたらいいですか?」というホウレンソウに対して

カーナビは「次は右まがって・・・」「何メートル直進して・・・」という指示を返してくれる。

指示に従って進めばゴールにたどり着くことができるが、
自分はその道を覚えていない。永遠にカーナビが必要。一人で何もできない。

だからホウレンソウはやめてしまえ。

上司の仕事は部下の仕事を把握して
問題があるときに「○○の理由でこういう問題がある」とだけ伝えること。
解決策は部下自身に考えさせること。

■仕事は「任せる」もの

ホウレンソウスタイルでは形式知を教えることができたとしても
暗黙知を教えることはできない。

教育で人を育てることはできない。

仕事の場を与え、自ずから「育ってもらうこと」で初めて暗黙知を習得できる。

ちなみに、人は失敗からものごとを学ぶが、
大きな失敗をする人はできない人。

できる人は小さな失敗を積み重ねて学んでいく。

■デッドライン仕事術

会社とは「徹底度」。あきらめずに取り組めば達成できる。しかし多くの人が途中であきらめる
(PDCAサイクルのAは「諦め」の略ではないかという笑い話が出るくらい)。

全ての仕事にデッドラインを設けることを徹底する。
デッドラインとは

・誰が
・何を
・いつまでに

闇雲に「はやくやれ!」と言ってもはやくなる訳は無いので、
デッドラインを用いて責任の所在を明確にする

■車業界について

「自動車はこれから端末化する」という言葉が出始めている。

コモディティ化するということ。

・2017年にGoogleは完全自動運転を実現するといっているし

・電気自動車は簡単に(エンジンに比べ、要求される技術、部品点数が少なく済むという意味で)作ることができる

・Uberを用いれば自分で車を持っていなくとも必要な時に車に乗ることができる

ということで、車業界でこれから伸びるのは現在の完成車メーカではなく
GoogleなどのIT企業である、という考え方もある。

■「働く」の対義語は?

・日本人の多くは 「休む」

・欧米人の多くは 「遊ぶ」

もっと遊んだ方がいいんじゃ??

(吉越さんの奥さんがフランス人であるためこういう話をするらしい)

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今日の学び

実際に生で見てみると、とても元気でエネルギーあふれる、魅力的な人だった。

もっと元気に遊ぼう~

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