【0045】背景を知る

先日、笑点で有名な、三遊亭好楽さんの講演に行ってきました(無料招待にあたったのです!)。

最初の一時間ほどはフリートークの形式で

「電車が駅で停車したときに、ドアの真ん前に立つ人がいる(降りる人がマナーなのに、ドアが開いた瞬間乗り込んで来ようとする人がいる)」などと言った話から、
ソクラテスの妻(大変な恐妻であったが、その環境の中でソクラテスは有名な言葉を残してきた、というのが通説)の話まで、多岐に渡る、軽快なお話しで楽しませてもらいました。

講演の中でのテーマの一つは
「人間、短い人生なんだから楽しく生きようよ。
  噺家は、楽しく生きるためのお手伝いをする仕事だよ」
ということだと感じました。

人間、いつまで生きるかわからない、という点では蝉の一生
(ここでは蝉の寿命は一週間とします)と変わらないのではないかと。

短い人生、人を恨んだりするよりも、笑って楽しんだ方が勝ちですよ、とおっしゃっていたのだと思います。

さて、講演の後半はお待ちかねの落語です。

最初に「みそ豆」などの小噺をいくつかした後に、古典落語。

さて、落語の内容は勿論ですが、今回私は
噺家の「言葉づかい」に注意を向けて聞いておりました。

「憚り(はばかり)」「身代」と言う、(私は)殆ど使わないような言葉が出てきます。
そして、そのような言葉を知っていることで
噺家の伝えたいこと・伝えたい空気感がストレートに伝わってくるのだろう、と
考えました。所謂、「共通言語」としての役割です。

このように、言葉を知っていたり、歴史を知っていたり、様々な分野における知識が
他者とコミュニケーションをはかる際の共通言語となり
より効率よく、伝えたいことにほぼ近いイメージで、相手に伝えることができるのでしょう。

逆に言えば、相手のために(相手が何も意識せず話したとしても)その話を
理解できる素地を、幅広い分野で身に着けたいと考えたのでした。

例えば、落語を聞くなら江戸時代の歴史を知っておくことで
相手が伝えたい空気感を感じるための、土台を作っておく、という様に。

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今日の学び
「共通言語を多く持つこと。
 相手の話の背景にあるものを知るために
 教養を高めて、どんな話にもついていける、素地を作る。
  バイリンガルよりトライリンガル、、、それより多く。

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