TTバイクに乗る際の悩みだった股間の痛みおよび急所の痺れ、周囲の皮膚のただれがISMのサドルで改善された、という話です。
トライアスロンのトレーニングを始めてまだ半年足らずですが、
バイク(自転車)のスピード感が好きでちょくちょく載っています。
で、60㎞以上の距離を乗った時に悩みとなるのが股間の痛み。
「おじぎ乗り(体を骨盤から前傾させ、背筋を伸ばして乗る)」を意識しているため、どうしてもサドルに会陰部を押し付けるようになってしまうのです。
先日1日に130㎞漕いだときは、練習後にアノ個所に痺れを感じ、男性的なピンチを感じました。暫く違和感が続き、完全回復するまでに約2週間。
動脈が抑えられて血流が滞ってしまうことが原因ですね。
その痺れの問題と別に、会陰周りの皮膚が摩擦でただれて激痛が走るというのも大きい悩み。
以下に示す通り、いくつか対策を考えましたが、結局ISM ADAMOサドルにかえることで解決しました。
100㎞程度しか載っていませんが、ポジションさえしっかり調整できれば、かなりフィーリングが良いです。
ISM ADAMO サドルのセッティング
画像の上(黒いサドル)がADAMO ISM サドル(ADAMO ISM Attack)、下が従前のサドルです。
ADAMOサドルは先端が2つに分かれていることが大きな特徴です。これにより、急所の動脈の血流を確保します。
このADAMOサドル、位置の調整がシビアで、
スイートスポットがかなり狭いように感じます。
前後の位置と、座面の角度を調整しては乗ってみて、という行動を5,6回繰り返して
ようやく「これでしばらく様子を見てみるか」という状態になりました。
前後のポジションは結構後ろ目にセットして、角度は座面がやや前下がりになるようにしています。
前下がりにしないと、エアロポジションをとったときにサドルに体重がかかりすぎて、肝心のペダルに体重を置けないように感じたためです。
今回はTTバイクでの設定なので、ロードになるとまた変わってくるかと。
ちなみにISMのサイトによると普通のサドルに対して5-8cm後方気味に装着し(ISMのサドルはノーズが無いから)
角度は平ら(地面と平行)か、2°下げた状態から試してみて、と書いてあります。
感想は下記の通り
- 前乗りしやすくなった(股間の圧迫が無いため)
- 坐骨をサドルの先端に引っ掛けて乗るような感じ
- 坐骨が少しだけ痛い(慣れの問題と思われる
- こんかいの ADAMO Attackはシリーズの中でも全長が長めなので、疲れたら後ろ目に座る、など調整できてよい
もうしばらく乗ってみて、またインプレが変わったら追記します。
ちなみにISMサドルは何種類かあり、長さや形状がことなります。
値段は結構高いです。。。
が、中途半端な価格のサドルを買って失敗して
何度も交換を繰り返すよりは、ちょっと高くっても合うものを選んだほうが
結局安くつくかと。
デモ用のサドルをレンタルするという手もありますね。実際に試せるので確実です。
レンタルできるテンポはトライスポーツさんのサイトから確認できます↓
余談: 乗り方(ライディングポジション)を変える
サドル変更と共に、ライディングポジションも意識を変えました。
骨盤を前傾させ、背中がのけぞったようになる傾向があったため、
ほんの少し骨盤を後傾させ、腹筋と背筋で上体を支えるように変更です。
これにより、以前より坐骨で体重を支えることができます。ある程度、体幹の筋力が無いと辛いです。。
ハンドルに体重をかけすぎる癖もあったため、肘を曲げてサスペンションのようなイメージで腕を使うよう意識しています。
デリケートな部分の悩みで困っている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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編集後記
社内若手社員でプロジェクト展開中。
あるものを作ろうとしているのですが、あわよくば社外に販売できるレベルまで持ってやろうと目論んでいます!
一日一新
たすくまとカレンダーの同期
ローソンの低糖パン