【192】ショーシャンクの空に

※映画「ショーシャンクの空に」のネタバレがあります ご留意くださいませ※

表題の通り、ショーシャンクの空に という映画を見ました。
1994年に公開された作品で、かなり有名だと(話をすると身の回りの人が割と何かしら知っているので)思っています。

この映画の存在を知ったのは高校生のとき、きっかけはBECKというマンガの中の、とあるシーンでした。

ギター少年である主人公が、通っている学校の放送室に籠城し、学校全体に音楽を流すのです。

その後、主人公は取り押さえられ、担任の先生から事情聴取されます。


<主人公>

『ショーシャンクの空に』っていう映画があるんだ

無実の罪で刑務所に入った主人公が

『フィガロの結婚』っていう  オペラの曲を刑務所の中で流す……

一瞬囚人たちが 自由を感じるという

とても感動的なシーンなんだ



<主人公の担任の先生>

ここは刑務所じゃないよ!



<主人公>
本当は  一人で聴こうと思ったんだけど

ふとそれが頭をよぎったんだ

こんないい曲

みんなに聴かせない手はないって



ハロルド作石
『BECK』4巻 p.104-105


(テクスト礼讃【ソラマメ】 さまから引用させてもらいました)

ということで、好きなマンガの重要なシーンで紹介されている映画なら
見ないわけにはいかない!

と思い立ち、近所のレンタルDVD屋で借りて、見たのでした。

その時の感想は「いい映画だな。一芸は身を助けるってやつだな」。

会計のスキルを持った主人公に対して、こう思ったのを覚えています。

それから約十年後の今、
些細なきっかけで再度 ショーシャンクの空に を見ました。

びっくりです。

以前見た作品で、あらすじも大方覚えていたはずなのに、
改めて見てみると感じ入る部分がかなり変わっていました。

例えば下記の様な点。

・「アイルランド系さ」という一言に込められたジョークの意味

・「人の心は石でできているわけではない。誰にも奪えないものがある」
 「心の豊かさをなくしてはならない」 といった言葉たち

・図書室を作るために州議会へ手紙を毎週送り続けたこと。
 そして、初めて州議会から反応が返ってきたときの
 「たった六年で」「今度から週に二通送ろう」とさらっと言ってしまう姿勢

・聖書が重要な意味を持っていること

10年前にはそれほど強く記憶に残らなかったはずのシーンが
なぜかアンテナにビシバシ引っかかってきます。

このブログの過去の投稿

【191】ストーリーを作る

【0129】愚者は経験から学ぶ、って本当か?

と関連しますが、

やはり

「自ら行動して、どれだけ経験をしたか」が自身のアンテナを大きく広げるきっかけになる」

と 感じています。

行動してアンテナが広がると、色々な物が引っかかってきて
それに触発されてさらにアンテナが広がって、、、

というループがあるようです。

ということで、私が今まで抱えていた

「小説なんかただの娯楽にしか過ぎない。
 それなら実利に直接結びつくビジネス書を読んだ方が良い」

という考えは

「 人間を無機質に並んだ石の様に捉えており、
 なおかつ非常に短期的かつ狭小な視野によるもの 」

という解釈に変わってきているし

(小説を読めば作者の意図、登場人物の心理的背景を

  想像できるようになってくるとか。

  人とコミュニケーションするときのベースに知らず知らずなっていた、とか)、

「テレビを見たらバカになる」

という考えは

「自分がバカになるような見方をしてしまっている」

という、思考習慣に問題があるのだと気づき始めています

(テレビを見たらバカになるから見ない、と思い込んでいる人も

集中してテレビを見れば

「こういう言葉があるのか。こういう対応の仕方があるのか」

という気付きがあるはず。

番組の内容により密度の差はあるだろうけども)。

約10年ぶりに同じ映画を見たことで

上述した”アンテナ広がるループ”が

(その広がる速度は遅かろうとも)

回っているんだなと気付き、

同じ本・映画・音楽などに時間を置いて触れることが

自分自身の変化を客観視する材料となりうることに

気づいた今日この頃でした。

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今日の学び

  時間をおいて同じ作品に触れてみる。

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