生兵法は大怪我のもと

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生兵法は大怪我のもと

読み:なまびょうほうは おおけがのもと

意味:中途半端な知識や技術に頼ると、(何も知らない場合よりも)かえって大怪我をすること

ここ最近、生活のあらゆる場面で気をつけていることです。

何かを知り始めたときこそ「自分はまだ何も知らない」と自覚せねばなりまぬ。

合気道の場合

はじめて二年半たちました。稽古のペースは週に1度。

流石に二年もやっていれば、当初より受け身や技がマシになったという自覚はあります。

が、町中で騒いでいる暴漢がいたとして、それを取り押さえれるかというと絶対に無理です。

合気道やってますというと「護身術のためですか?」とよく聞かれますが(私のレベルでは)全く護身につかえません。

かろうじて、相手から投げられたり倒されるときに受身をとってダメージ軽減できるかな?って感じです。

だから暴漢に出くわしたときのベストな選択はダッシュして逃げることなんです。

逃げるが勝ち。恥かもしれませんが役に立ちます。

ちなみに、護身術なら空手やキックボクシングなどの打撃系の方がよほど役立つ気がします。

コミュニケーションにおける生兵法

コミュニケーションのセミナーへ参加したり、書籍を読むと色々なテクニックを知ることができます。

  • 相手の話を聞くときに腕を組んでいたら、無意識に相手を拒否している(自分を守ろうとしている)という意味がある。
    だから自分は手や腕を組んで話してはならない(相手に対してオープンに振る舞え)
  • 相手が話している内容をオウム返しして「あなたの話を聞いてますよ」とアピールする
  • 相手がコップを手に取ったら自分もコップを手にとるなど、同じ動作をして無意識に親近感を持たせるミラーリング
  • 商談のときは、相手の左側(心臓に近い側)に座ってれば云々。。。

などなど。

これらのテクニックの効果がいかほどかは分かりませんが(肩こりの原因は守護霊です、レベルなのもあるかも)、

問題はこれらのテクニックに溺れてしまうことです。

必死に相手の行動をミラーリングしようとしても、テクニックを使うことばかりに集中してしまっては

相手にそれを見透かされ、会話の場をシラけさせてしまうでしょう。「ちゃんと話きいてます?」と。

様々なテクニックが無意識レベルで発動するくらいになれば良いのですが、

やはり根底は「相手に関心を持つ。もっと知りたい、もっと聞きたいと思う。」ことな気がしています。

ザンギエフの場合

ストリートファイターという格闘ゲームがありまして(メーカーはCAPCOM)

その中にガチムチマッチョなザンギエフというプロレスラー的キャラがいます。

彼の必殺技「スクリューパイルドライバー」は、まともに食らうと一気に体力半減してしまう大技なのですが、

技をかけるためには相手に近づいて複雑なコマンド入力する必要があります。

その為、よほどの使い手でなければ

相手から「こいつ、スクリューパイルドライバーかけようとしているな!」と

見破られます。

ただただ大技をカマそうと近づいてくるザンギエフ、見え見えすぎて

相手の繰り出す弱パンチや弱キック連打で近づくことも叶わず、負けてしまいかねません。

それならばいっそのこと、スクリューパイルドライバーの存在を知らずに

パンチやキックを連発したほうが勝機があります。

技に溺れるのは危険です。

まとめ

何かを身につけるときは常に

「自分はまだ何も知らない」

と言い聞かせましょう。

その考えのもと、稽古・練習・トレーニングを重ねていき、

体に染み付いて無意識に技を発動できたとしたら、

そのときようやく本物に一歩近づいたということでしょう。

・分かってきた!

・新しいことを知った!

・これを試してみたい!

というときこそ、大怪我しないように要注意です。

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[編集後記]

昨日は新しい靴のお試しジョグ。

近所をウロウロして神社を発見。良い雰囲気の神社でした。

その後、黒猫やメジロのつがいや、ハシボソカラスと次々に出くわして

とってもハッピーな一日。

カラス、よく見ると可愛い顔しているし虹色に輝いていてきれいです。

目を細めると猫と友達になれるという噂を聞いたので

目を細めつつゆっくり近づいていたら速攻逃げられました。

[一日一新]

onクラウドフローでラン

近所の神社で、とある行為

=====

おわり

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