SIY; Search Inside Yourself 答えはあなたの中にある

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3月14日、15日の2日かけて

SIYという、Mili主催の研修プログラムに参加しました。

Miliは一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート(Mindful Leadership Institute)の略称です。

SIYとは

SIYは Search Inside Yourself の略で、

MiliのWEBサイト(http://mindful-leadership.jp/)では

Googleで生まれ

世界のビジネスリーダーが実践する

脳科学とマインドフルネスの

能力開発メソッド

と紹介されています。

そのまま訳せば”内観しろ(=自分自身の状態を観察しろ)”ということ。

くだけた説明をすると、

Googleのエンジニアであるチャディー・メン・タン氏が

「バリバリ仕事ができる≠幸せである」であることに気付き、

どのようにすれば幸福でいられるかを探求した成果を、

研修プログラムとしてまとめたもの。

Google本社の数ある研修プログラムの中でも高い人気を誇り、

現在はGoogle社外へも展開されています。

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SIYの4つの柱

SIYの柱は下記の4つです。

  1. マインドフルネス
  2. エモーショナルインテリジェンス(EI)
  3. リーダーシップ
  4. 科学(脳科学・神経科学)

これら4要素の関連性は

「マインドフルネス」をもって

「エモーショナルインテリジェンス」を鍛え

「リーダーシップ」を発揮する。

また、「科学」をもって

エモーショナルインテリジェンスがマインドフルネスで

鍛えられる根拠を示す。

という構成になっており、

「リーダーとしてのパフォーマンスの向上&  心身の健康」

をミッションとしています。

※耳慣れない「マインドフルネス」と「エモーショナルインテリジェンス」については

下記の通り。私の解釈がたっぷり含まれていますのでご注意をば。

マインドフルネス

SIYにおける定義は

意図的に、今の瞬間に、評価や判断とは無縁の形で注意を払うことから浮かんでくる意識

とのこと。

これだけ見るとなんのこっちゃ?ですが

私は小乗仏教の瞑想方法(ヴィパッサナー瞑想)とほぼイコールで、

「五感に意識を集中し、ただ感じること」だと解釈しています。

例えば、何か嫌なことがあって怒り心頭であるときに

怒りに飲みこまれて怒鳴りちらしたり暴力的な行動をとったりせずに

「あ、私の中に怒りの感情が湧いている~」

と客観的に自分自身を見つめること。

ついでに「怒ってはいけない、怒ってはダメだ」などという

判断もいれずに、ただただ「怒りの感情がある」とだけ解釈すること。

怒ったらダメとか、ダメでないとか、そういったジャッジをくだすことを放棄。

エモーショナルインテリジェンス

知能指数IQ(Intelligence Quotient)に対して、

心の知能指数EQ(Emotional Intelligence Quotient)なるものがあります。

IQが頭の良さを示すのに対し、

EQは情動をを認識・調整する能力を示します。

セミナーの流れ&セミナーに対する感想

講師の説明がしばらくあった後にワーク、という流れを繰り返します。

ワークは受講者同士で二人組・三人組を作り意見をシェアするというもの。

このワークの回数が多いのです。

個人的にはこういうタイプのワークは得意でなく、

あまりのワークの多さに途中で嫌気がさしたので

(よくわからない疲労感でメンタルが落ち込んでしまったので)、

講師に

ほぼ初対面の人と意見をシェアすることに何の意味があるのですか?

しかも自分の将来ビジョンなどといった割と込み入った内容を。

と、ワークの意図を質問したところ

受講者には、このSIYのプログラムで学び・得たものをこの場限りにするのでなく、

普段の生活に持ち帰ってもらわなければなりません。

その為には、書く・話すという「言語化」が必要となります。

人とコミュニケーションを取るという意味でも、

このプロセスはいずれ通る、避けては通れない道です。

もちろん無理しなくていいので、できる範囲でやってみてくださいね。

との答えが返ってきました。

トレーニングと言われれば自分を追い込まないわけにはいきません。

コミュニケーション筋を鍛えようと思い、頑張って続けました。

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セミナーのまとめ

SIYは、瞑想に神経科学の分野からアプローチして根拠づけることで

宗教的・スピリチャル的なにおいを取り除いたものだと考えています。

企業研修などビジネスの分野でも取り入れやすい様に

ロジカルに体系立てたプログラムという感じでしょうか。

セミナーの内容を私の解釈でまとめると

「瞑想しよう。

そして心を落ち着けた状態で、ビジョン・思考を言語化しよう

(紙に書く、人に話す)

そうすれば心の安寧が得られ、身体も健康であり

業務においてもプライベートにおいてももパフォーマンスを発揮できるし

幸せを獲得することができるよ

ということになります。

もっと短く言えば

「瞑想を通じて、今この瞬間に集中する精神的筋力(定力?)を鍛えろ」

です。

「ふ~ん。それで?」って感じになってしまいますが

自身の生活を振り返れば

    • 歯磨きしながら今日の予定を確認して
    • スマホをいじりながら食事をとって
    • 業務中にも「あ、そういえばこれやらなきゃいけないんだった!」

と思考がわりこみ、、、

と、”一つ一つの行動を本当に集中して行う”ことはあまりできていないんですね。

ご飯を一口食べるだけでも

味覚、舌の動き、食感に集中してみると

「おぉ、こんな風に一瞬一瞬でめまぐるしく味が変わっていっているのか。

舌の両サイドで敏感に味を感じているなぁ、などと

と気付きます。

あわただしく過ごし時間に流されるのでなく

その刹那を大切にして、自身の時間を積み重ねていくんだよ

というメッセージを今回のセミナから受け取りました。

習慣リストに瞑想も追加です。

自分が求めるものを外の世界に探してしまうことばかりですが、

実は内の世界にこそ答えがあるんじゃないの(SIY; Search Inside Yourself)

ということで。

今日の学び

【刹那を生きる】

=====

編集後記:

SIYは、別のセミナーで知り合った人たちとともに受講しました。

姐さんにも直接トライアスロン完走報告&ウェアのお礼できたし、

皆の生き生きした姿をみて、こちらも元気をもらえました~

写真は、Uさんの魔法の詰問を受けてうなだれるKさん。

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一日一新(一日にひとつ新しいことを行う):

・近所の居酒屋 新規開拓(レバーがおいしかった)

・さくらワッフル

・100均で女装道具購入&ダンス振付練習

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