トライアスロン初心者のレース準備 レースまでの流れ編

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2015/3/8に久米島トライアスロンでトライアスロンデビューを果たしました。

今回はレースの準備から本番までの流れをさっとなめて紹介します。

自身の備忘も意味も込めつつ

これからレースに臨む方の参考になれば幸いです。

レース一週間前

バイクの発送

離島でのレースだったため事前に宿泊先に

  • バイク
  • ヘルメット
  • バイクシューズ
  • 水(経口補水液OS-1※)

を発送しました。

※OS-1で水分補給すると普通のスポーツドリンクよりも

尿意を催しにくいとのうわさを聞き、OS-1を購入しました。

現地で購入できないだろうことと、手荷物で運ぶと重いため、バイクと一緒に送ってしまいます。

配達の所要時間については、近場であれば2,3日で届くのでしょうが、

離島の場合は一週間以上かかることも考えられます。

発送する場合はいつまでに手続きすれば良いのか確認しましょう

(「確認しましょう」などと言っておきながら、

私自身は所属するトライアスロンチームの頭取である元帥に

確認して頂きました。頭があがりません)。

具体的には、tailwindというトライアスロンショップにて、

バイク輸送用の箱をレンタルしての発送です。

バイクを預けたら梱包して発送手続きをしてもらえます。

ちなみに以前バイク練習中に一度立ちごけしたことがあったので

梱包前にバイクの整備もお願いしました。

補足

航空機での移動日当日に、トラベルバッグにバイクを収納して

荷物として預ける人も多いです。

この場合はなるべく早めに手続きをした方が良いでしょう。

特に離島など、飛行機が小さい場合は

荷物を搭載できる量も限られているため

最悪バイクの預かりを拒否される可能性もあります。

レース前日

バイク組立

レース本番(2015/3/8 日曜日)の前日3/7に久米島入りしました。

羽田⇒那覇⇒久米島というルートです。

昼過ぎに宿に到着し、

届いているバイクの組み立てを行います。

アーレンキー(六角レンチセット)は必須。

バイクはこのような形で収納されています。

収納BOXを真上からとった画像です。

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後輪は変速機を保護するために変な形の金具でおおわれています。

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前後のホイールを取り付け、サドルをセットし、

DHバー(前かがみの姿勢で使用するバー)が折りたたまれているのを前方に向けて六角レンチで固定します。

組み立て終わり、タイヤに空気を入れます。

念の為、会場に設置されたバイク点検コーナーに行き

全体的におかしいところがないか確認してもらいました。

500円かかりますが、第三者のチェックをして貰うことができ

安心を得ることができると思えば安いものです。

レース受付

この日の夜、レースの受付に行き

ゼッケンやアンクルバンド(タイム計測用のチップ内蔵)、

トランジション用のビニール製ナップサックなどをもらいます。

受付では、レースの3週か程前に自宅に郵送されてきたハガキと

JTUの会員証書を提示しました。

受付後、コースについての説明を受けます。

このときの説明で担当者が

「JAの前に給水ポイントがあります」とか

「○○中学校の隣を通ることになります」とか、

ご当地ローカルワードを使って説明していたのが面白かったです。

「初めての場所でそんな説明されてもわかんねーよ!笑」と思いつつ。

久米島のアットホームな雰囲気を感じることができた受付でした。

トランジションバッグの準備

バイクの設置はレース当日の朝6:30から。

前日の夜にレースで使用するアイテム

  • 補給食(ジェルなど)
  • タオル(スイム、バイクに乗る前に足を拭いたり、砂を落としたりする)
  • ラン用ソックス
  • サングラス
  • ヘルメット
  • バイクグローブ
  • バイクシューズ
  • 日焼け止め
  • ウェットスーツ
  • ランニングシューズ
  • ランニング時に被る帽子
  • ゼッケンベルト(ゼッケン装着済み)
  • アンクルバンド

をバッグに入れ、まとめておきます。

小物をバッグにいれて、大物は手持ちで運ぶ形です。

宿から会場までが徒歩3分だったためとてもありがたかったです。

(必要な道具については後日改めてまとめます)。

レース当日

朝食

朝5:00に起床、朝食を食べます。

カロリーメイトや菓子パン、

おにぎりといった炭水化物が中心です。

また、水分補給もちびちびとこまめに行います。

一気に飲むとトイレに行きたくなってしまうので

ちびちびです。

バイクのセッティング

ボトルに飲み物をいれます。

DHバーの間に取り付けるフロントボトルにはOS-1にショッツ4袋、アミノバイタルを溶かしたものを注ぎました。

フレームにはスポーツドリンクをいれたボトルと

水を入れたボトルの二本を取り付けます。

水を入れたボトルは水分補給というよりは

暑い時に体にかけたり、転んでけがをした場合に手や傷口をすぐに洗う、といった

トラブル対応が目的です。

フロントボトルに補給ジェルを溶かしておくのは正解でした。

DHバーを握りながら、ストローでちゅうちゅう吸って、楽に栄養補給ができます。

ボトルセッティング終了後

タイヤに空気を入れ、サイクルコンピュータの走行距離をリセットします

(バイクは3周回するコースだったため、周回数を間違えないように距離計を参考にします)。

たった3周回ですが、レース中に何でパニックを起こすか分からないため、

保険の意味で距離計も使うのです。

トライウェアに着替える&ポケットにジェルをいれる

トライウェア(レース用のウェア)に着替えます。

トライウェアには背中部分にポケットがついているので、

ここにジェルを入れておきます。

フロントボトルにジェルを溶かしていますが、

万一フロントボトルを落としたり、中身がこぼれた場合に

補給が出来なくなってしまうため、

これも保険の意味で補給食を分散させておきます。

ちなみに、ウェットスーツはこの上から着用します。

スイム後、ウェットスーツを脱いでバイクシューズをはいてすぐさま

バイクに乗る、という流れです。

会場に荷物の設置&海で試泳

バイク、トランジションバッグ、ウェットスーツなどを

もってトランジションエリアに向かいます。

バイクをラックにひっかけて、

その下にバイクシューズやランニングシューズ、靴下を設置。

ヘルメットの中にはバイクグローブとサングラス、ゼッケンベルトを

入れておきます。

その後、簡単に準備運動をしたのちに

ウェットスーツ、スイムキャップ、ゴーグルを着用。

海に向かいます。

今回のレースでは受付でゼッケン番号を手の甲に書かれました。

試泳ではパニックを模擬して

あえて心拍数をあげるように全力で激しく泳ぎます(疲れない程度に)。

一度心拍をあげておくとレース開始後に実際にパニックになったときに

比較的落ち着いていられると聞いたことがあるためです。

試泳後、開会式が行われレーススタートを待つばかり!

スタート

いよいよスタートです。ひたすら泳ぎます笑

スイムを終え、水から上がると同時に

キャップとゴーグルを取り外し、ウェットスーツのボトムの中に入れてしまいます

(2ピースタイプのウェットスーツの場合)。

トランジションエリアに小走りで向かいながら、

ウェットスーツのトップスを脱ぎ自分のバイクがある場所へ。

そこでウェットスーツのボトムも脱ぎ、

ゼッケンベルト、サングラス、バイクグローブ、ヘルメットを装着。

バイクシューズを着用してバイクパートへ。ひたすら漕ぎます。

バイクが終わると、トランジッションエリアに戻り

バイクをラックにかけ、ランニングソックス&シューズを着用。

日焼けによる体力の消耗をおさえるため、日焼け止めスプレーをぬっておきます。

ゴールに向かってひたすら走ります。

ゴール後、トランジッションエリアに向かい

バイクや各種道具を回収し、宿に帰ります。

ウェットスーツをそのままにしておくと痛んでしまうため、

早目に風呂場などであらいます。

ウェットは干すときは裏返しに、取り込むときに表向きに戻しましょう。

バイクは汗やこぼれたドリンクで汚れているので

ハンドル・フレームを軽く掃除し、梱包します。

まとめ

バイクの発送からレース終了までの流れを追ってみました。

各パートを体験しての所感や、

準備する道具の詳細は後日改めて書きます。

=====

編集後記

レース後二日たち、筋肉痛がさらにひどくなりました。

昨夜の就寝時間が遅いこともあり、眠くてたまりません。。

食事はタンパク質やビタミンCを沢山とるようにして

早目の回復を心がけています。

一日一新

プロテインフィットささみバー

そいぎんた!

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