【174】メリハリをつける

表題のメリハリ、その語源は邦楽用語である「メリ」、「カリ」からきているようです(語源由来辞典より)。

低い音を「減(め)り」、高い音を「上(か)り」と表現しており

音声を緩めたり、張り上げたりする->メリカリ->メリハリ

となった模様。

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何か優れた成績を残すためには「メリハリ」が必要です

バスケットボールで言えば
常に全力スピードで常に猛ダッシュ!
ばかりしていると
相手に動きを読まれるし、なにより自分の体力が持ちません。

また、
ドリブル・シュート・パス
という選択肢の中からその状況に適した行動を瞬時に選択し、
これまた状況に適した強弱・スピードを持って行動しなければなりません。

仕事をするにしても

・集中して仕事を進め
・集中して休む(集中の切れ具合バロメータを測る術を持ち、計画的に休息を入れるなど)

体についても

・たまに負荷の高い運動をして
・しっかりと休息する

恋愛についても
 ・毎日メールして
 ・急にメールを止める と相手がこちらを意識する?

などなど
最後は特によくわからないけど、
何事にも「変化」を用いることで、より良い結果に導くことができそうな気がしてきます。

心身ともに、弾力に富んだサムシングを内に秘めていて、そいつを伸ばすためには
「適度なストレスを与えること」が重要だと感じています。

筋トレによって筋繊維が太く、丈夫になるように
ストレスに対する耐性が上がってくれば、
更に大きなストレスを与える
(そして、ストレスをかけた箇所には適度な休息を入れ、
その間は別の所にストレスをかける)。

これを繰り返していけば「メリハリ」の緩急の差が大きくなります。
その緩急の差の大きさが、多様性を生み、様々な可能性を生むと思っています。

先日、魚に詳しい友人が

・直線の川は流れが速く、流れの速いところに住む魚しか住むことができない

・くねくねまがった川は、カーブでは流れが緩くなり、直線部分では流れが速くなる。
 また、同じカーブでも外側では流れが緩くなり、内側は流れが速くなる
 (カーブの外側は、水の力で土が掘られ、深くなり、流れが淀む。
  内側は掘られないので深さが浅くなり、流れが速くなる。
  カーブとカーブの間の瀬の部分では流れが速くなる、
  とのこと)。
 だから直線の川よりも、多くの種類の魚が住むことができる

と言っていました。

この話を聞いて、長期的な視点でみれば

 直線距離で最短ルートを最速で一本貫くよりも
 くねくねと蛇行しながらメリハリつける方が

多様性に富んだ、ゆたかな生き方ができるのかな、と思ったのでした。

ちなみに私は蛇行しまくりでスピードがなく、
流れが淀みがちなので
もっと直線スピード出すことを重視します。

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今日の学び
「 メリハリをつけること。 」

ストレス強度は常にMAXにしておき、
それを与える箇所を変えることでメリハリをつける

(全力で仕事/勉強をして、
 全力でスポーツをして、
 全力で趣味に打ち込んで、
 全力でメディテーションに取り組んで)

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