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トライアスロンのために、字の練習をしています。 [5つのステップ]

下の画像を見てわかる通り、字が上手くありません。

ということで、美文字練習帳を使って字の練習をしています。

うつくしい字をかけるようになるため練習をしているのですが、

これは実はトライアスロンのレベルアップのためでもあるのです。

いやほんとに。

字が下手な理由

なぜ字が下手なのか、どうすれば上手くなるのかを

分析し、下記の5段階に分けました。

  1. 手本となるイメージがない
  2. 比較して気付く能力がない
  3. 体が付いてこない
  4. 全体の粒度を揃えることができない
  5. 体に染みついていない

1. 手本となるイメージがない

字の練習をするときには、お手本となるきれいな字が必要です。

そのお手本を何度も上からなぞったり、

お手本を近くから見たり、ちょっと遠くから全体のバランスを見たりしながら

映していくことで頭の中に字のイメージを叩き込みます。

これが無ければ「きれいな字」を書くことができません。

そもそも「きれいな字」がどのようなものか分かっていないのだから当然です。

あやふやなイメージを紙に書こうとしてもあやふやになるだけ。

2. 比較して気付く能力がない

1のレベルはクリアし、お手本のイメージは脳みそに焼き付けました。

そして自分で字を書いてみるのですが、

なんとも不恰好な字になってしまいます。

”何かがおかしいのだけども、どこを直せばよいか分からない” という状態がこのレベル。

お手本と自分の字とを見比べて、何度も書き直し

「どこが格好悪いのか」や「ここをこうすれば格好よくなる!」というポイントに

気付く感覚を身に着けなければなりません。

そもそも、前提として「お手本通りに書けていない」ということ自体に

気付く能力も必要です。

実際はめちゃくちゃ下手な字を書いているのに

「よし!お手本通りに書けている!」

と思ってしまう(もしくは自身をだまして思い込ませてしまう)人は

そこでさよならバイバイですわ。

3. 体が付いてこない

どこを直せば格好よくなるかが分かったので

モリモリと一文字ずつ練習を重ねて行きます。

そんな中で

ということが起こります。

頭ではどのような字を書けばいいか分かっているけども、

手や指が付いてこない、という状態です。

この段階を克服するために

鉛筆をにぎり、スムーズに紙の上を走らせる筋肉を鍛えつつ、

余計な力を抜くという訓練を行います。

4. 全体の粒度を揃えることができない

一文字だけなら結構きれいに書けるようになりました。

しかし、文章を書こうと連続で文字を書いてみると

文字ごとに中心線がずれたり、

大きさがそろわずデコボコになってしまいます。

また、ひらがなだけでなくカタカナや漢字、数字なども

混じってくるとなおさら大変です。

一文字だけの練習から、それらを組み合わせた文章単位で美しく書けるような練習にシフトしていきます。

5. 体に染みついていない

文章全体でみても中々うまくかけるようになりました。

が、ちょっとでも気を抜くと以前のバラバラバランスな文章になってしまいます。

そこで「美文字をかくぞ!」と常に意識をしながら書き続けることになります。

こうして長い月日をかけて、美文字を書く習慣が身に付き

特に意識せずとも綺麗な字を書くことができるようになるのです。

これはまさに、常にスーパーサイヤ人の状態でいることを達成した

あのS親子のようですね。

トライアスロンのために、字の練習をしています。

ここまで読んでいただいた方には

ここで何を言わんとしているかがもうわかってしまったと思うのですが、

上記の5段階のステップはトライアスロンにも通じます。

上記ステップを、一番わかりやすいスイム(クロール)に当てはめれば

1. 手本となるイメージがない

⇒どのような泳ぎ方をするのが良いか分からない

2. 比較して気付く能力がない

⇒お手本と自分の泳ぎとを見比べてどこがマズいかに気付くことができない

3. 体が付いてこない

⇒頭では分かっているけど体力や筋力が付いてこず、思い通りに体を動かすことができない

4. 全体の粒度を揃えることができない

⇒手の使い方は上手だが、バタ足とのタイミングがそろわない。

さらに息継ぎをいれたりすると一気にバランスが崩れる。


5. 体に染みついていない

⇒常に意識をし続けなければ正しいフォームをキープできない。

海で泳いでいて海水を飲んだり、波で大きく揺られたりするなどの

小さな外乱で心を見出し、フォームが崩れてしまう。

か、完全に各ステップに一致している!(=□=;

まとめ

1割冗談、9割本気で書きましたが、

「文字を書く」と「トライアスロン競技に出る」という全く別の行為も、

抽象度を高めて行けば共通する部分があります。

意識すべき一番のポイントは

「自分のイメージ通りに体を動かす」

ためのトレーニングをすることです。

ちょっと表現が難しいですが、ものの上達を目指していると

・字を書く場合に”特定の字を上手くかけるようになる”

・泳ぐ場合に”ものすごいスピードで泳げるようになる”

・ダンスする場合に”迫力のあるパフォーマンスを行う”

・合氣道の稽古では”相手の力を利用して投げる”

などなど、各競技での特定の目標(技)を考えがちです。

それはもちろん正解なのですが、そこからもうひとつ抽象度をあげて

「自分のイメージ通りに体を動かす」

ということに意識を向け、実践できれば対応できる幅はより大きく広がるでしょう。

先日余興でダンスを躍ったのですが

練習時に鏡で自分の動きをチェックしていると

自分が思っているよりも、かなり大げさに動作しなければ、

イメージ通りの動きになりませんでした。

鏡を見ながら

「このくらいのイメージで体を動かそうとすると、

実際はこのくらい動いている。

このくらいの角度で手をあげようとイメージしていても

実際には全然あがっていない

などいろいろと考えながらやってみるのも楽しい発見があります。

字がきれいになるのは数年後の予定です。

今日の学び

【”体を思い通りに動かす”ことに意識を向ける】

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編集後記:

会社にいる時間が長く、身体が鈍っています。

風邪か花粉症か、よく分からない状態に。

一日一新(一日にひとつ新しいことを行う):

・お弁当の本購入

・新しいサービスの登録・申込み