エンドユーザのことを考えているか?自分が買いたいと思えるのか?

お仕事の話。

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電子ユニットの設計・開発を行い、完成品をカーメーカーに収めるという

B2B(会社対会社)の業務を担当しています。

我々の開発したユニットが、自動車やトラック・バスに搭載されて

・ブレーキロックを防いだり

・バスの乗降車時に、乗り降りしやすいようサスペンションを緩めて車体を傾けたり

・マニュアル車をオートマ車のように操作できたり

という感じ。

で、こういうB2Bの業務になっていると

カーメーカーとの打ち合わせが多くなって、その要求をどのようにしたら

満たせるか、ということに注視してしまいがち。

しかし、本当であればエンドユーザー(車の場合はドライバーや同乗者、歩行者など)の

意見をしっかり把握しておかなければなりません。

カーメーカーがお客様の声を必ず・適切にくみ取れているなんて保証はないのです。

逆にボクたちから「ここはこうだからこうすべきなんじゃないの?」とかみつく行為も必要。

「ものづくり」というものを考えると、

・いかに高機能なものを

・いかに効率よく

・いかにコストを抑えて

モノを作れるかが勝負な気がしますが、

本当は「仕組みづくり」的な部分よりも「どのような価値を提供できるか」

ということをもっと意識せんといかんなぁ、と思っています。

コストが安い、というのは一つの価値ではありますが、

そんなんで規模の大きなメガサプライヤー(大企業)に太刀打ちできるわけがありません。

至極あたりまえですが、

・自分が何をつくっているか、

・自分がほしいと思っているものをつくっているか

(法規を満たすためだけの無用の長物になっていないか)

そんな観点を忘れんようにせんといかんですね。

=====

編集後記

業務関連で、5人以上の飲み会には極力参加しないようにしようかと思ってます。

バカ騒ぎするより、少人数でじっくりまったり話すほうが好きです。

ってか最近酩酊することが多いから酒自体控えんと。

一日一新

隣の課長といろんな話

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