【292】メイン料理はそれを引き立てる前菜があってこそ活きる

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母の誕生日のお祝いで、カステッロというイタリアンレストランにランチに行ってきました。

 

前菜で一気に高揚感を

このカステッロというお店、千葉県は佐倉市ということで頻繁に通える訳ではないのですが(私が神奈川在住なので)、

都内の下手なレストランに行くくらいならこのお店に着たいと思えるほど、

料理はもちろん、お店の雰囲気、スタッフの知識・対応といった総合的なクオリティが高いです。

そんな中でも一番の魅力的なポイントは「前菜」にあると感じています。

一皿目からめちゃくちゃおいしい料理がでてくるのです。

母も一皿目の一口目から「おいしい!」と笑顔になっていました。

この感動はメイン料理、デザートに至るまで続きます。

 

業務にあてはめると

話がゴロっと変わるのですが、

製造メーカーに就職し、エンジニアとして働き始めた当初は

エンジニアは技術と効率がすべて。

顧客との打ち合わせでも世間話など、無駄な会話はしない。

いかに用件だけを淡々と話すことができるか。

と考えていました。

 

他社の営業マンとの打ち合わせで簡単な世間話から切り出されたときも

「なんでそんな無駄話するんすか?時間もったいないから用件だけ話しましょうよ」

くらいに(口では言わないけど)態度に出していました。

 

今は、これらの行為を振り返って

「いきなりメインディッシュだけどかっとだす(もしくはだしてもらうよう要求している)」ようなもんだったかな、

ちょっと無粋すぎたかな、

と反省しています。

 

自分が顧客にコンテンツ(メインディッシュ)を提供する側だとすればいきなりドカっと大物をぶつけるよりは

最初に前菜(コミュニケーションだったり、教養・趣味の話だったり)を出して

場を温めてから、適切なタイミングでメインディッシュに繋いでいく方が顧客の満足度も高いでしょう。

 

他のお店が前菜に力をいれていないとすれば、より一層自分の魅力をアピールできるはず。

 

 

今日の学び

コンピュータでなく人間を相手にして仕事をするのだから

無機質にならぬよう気を付ける。

メインを活かすためにも前菜に力を入れてみる。

 

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鼻水が止まりません。原因は風邪なのか花粉症なのかわからなくなりました。

 

一日一新

・腹筋100回

・囲碁クエスト

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