【213】自分力を育てる (4)

前回からの続き

(この投稿でまとめは終わり)。
■ 褒める材料作り マニュアル化
人を教育する際には「褒めて伸ばす」ことが重要となるが、
そのために「褒める材料を作る」ことにはなかなか意識が向いていないのではないか。
例えば会社の新入社員を誉めようとしても、
本人がただ何となく出社して、なんとなく業務をこなして、、、
と、漠然と仕事をされては褒めることができない。
そこで、新入社員本人に「マニュアル化」を行わせ、例えば
 ・何時に出社するか
 ・出社してから定時までのタイムスケジュール
 ・アウトプットの数
などを自分自身で決めさせる。
そして、そのマニュアル通りに達成できた場合には、
そのことを具体的に褒め、達成感を感じさせる。
■ チームへの貢献が生んだ?WBC決勝戦のヒット
2009年の第二回WBCの決勝でイチローが勝ち越しタイムリーを放った。
この大会全体を通して、イチローは不振であった。
チームのキャプテンでありながら活躍できていないことに
本人が最もプレッシャーを感じていたはずだが
イチローは毎日、年下の選手を食事に誘った。
日本代表というチームを意識して、チームワークを高める為にとった行動であった。
そして、上の動画の通り、劇的なヒット。
これは「イチローだけが打ったものでなくチーム全員が作ったヒット」と言えるほどに、
チームをまとめるために行動していた。
■ 良いチームって???
講演者の奥村氏は中学生の野球チームの監督を務めている。
そこでは、チームを作るために
「良いチームとはどういうものか?」
と言う問いをチームメンバーに投げかけ、一人一人に紙に書かせ、
メンバ間でそれをシェアさせる。
野球プレーに関するものはもちろん、
「道具を大切に扱い、掃除が行き届いている」や
「サポートしてくれるマネージャー的存在がいること」
など様々な意見が出てくる。
この意見のシェアによって、各メンバーは互いを分析し、
同時に自分自身の役割は何かということを考え、自らの役割を把握する。
■ できる選手とできない選手
できる選手は「目標設定が常に変化」している。
できない選手は「ずっと同じ目標設定」となっている。
できる選手ほど、
「目標をクリアすると、周囲の優れた人と自分を比較し次なる目標を定める」
というサイクルを回している。
=====
今日の学び
 上司は、自分が部下を誉めるための材料を部下自身に作らせる必要があり、
 部下は自分自身が褒められるための材料を自前でこしらえる必要がある
 (モチベーション維持、好循環をつくるため)。
 
 「良いチームとはなにか?」などの問いによってチームをまとめる。
 メンバ自身に思案させる。
 
 目標は小さく設定し、頻繁に更新させること。
スポンサーリンク
rectanglBIG
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
スポンサーリンク
rectanglBIG