【0013】食事で感じたコンフォートゾーン

来月、ついに憧れの「コート・ドール」に食事に行くことになりました。
調理場という戦場」を上梓された斉須 政雄さんがオーナーシェフを務めるフレンチレストランです。
もうすでにワクワクが止まらない状態で、いったいどんな料理を楽しむことができるのだろう、と
心躍っています。

と、今でこそ、上記の様に思える私ですが、
2年ほど前はフレンチ・イタリアンなんて絶対に行きたくない!
居酒屋でくつろいで食べるのが一番!
と頑なにレストランに行くのを拒否していました。

当時は、ジャケット着用などと服装を気にしながら、食事に行くということが
窮屈に思えてたまらなく、
料理を頂くにしても、慣れないナイフとフォークを使って、テーブルマナーを
気にしながらの食事で「粗相していないだろうか」と気にするあまり、
折角の料理も殆ど味わうこともできない状態でした。

しかし、それでも数か月に一度、おしゃれなお店で食事をするということを続けているうちに、
その雰囲気の中に自分がいることが普通である、自然であるとある日突然感じるようになります。
この感覚を覚えて以来、気持ちに余裕ができ、サービスマンの対応はどうか、
どのような食器が使われているか、どの様な食材が使われているか、、、と
色々なところを(以前と比較して)観察できるようになりました。

料理の味にしろ、食器のデザインにしろ、感動をもらえるお店ほど、
とてもシンプルなのだがどこかに温か味や品がある、、、という気付きを得るとともに、
自分自身に対しても「品がある」所作を身に着けるよう、言い聞かせています。

話がそれましたが、この料理体験を以て、自分自身の
「コンフォートゾーン」が移り変わる瞬間を、ハッキリと自覚しました
(コンフォートゾーンについての説明はコチラが詳しいと思います)。

このコンフォートゾーン、一度完成してしまえば、ぬるま湯につかった状態となり、
環境の変化に対して大きなストレスを感じます。

しかし、いずれはそのストレスにも順応し、その環境がコンフォートゾーンとなる、
そしてまた環境変化でストレスを感じ…

というサイクルを繰り返しながら、私たちは生きています。
社会人になるまでは、進級、進学、転校などで強制的に環境を変化させられるため
このコンフォートゾーンも必然的に移り変わります。

しかし、社会人になり、転勤なども特にない私は、自身の環境を変化させることができていない。
同じコンフォートゾーンの中にとどまり続けてしまっている、ということに気づき、
何とも言えぬ不安や焦りを感じておりました。

日々全力で、行動することで
自分自身のコンフォートゾーンをあえて壊し
新しい気付きを得ようと思ったのでした。

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今日のまとめ

「コンフォートゾーンは「気持ちよくない」と思え」

最後に、現時点でのおすすめレストランは
フレンチなら元町中華街にある、ホテルニューグランドの「ル・ノルマンディ
イタリアンなら、千葉県佐倉市にある「カステッロ
です。興味あればぜひ行ってみてください^^

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