【232】先輩と後輩から気付かされたこと

先輩が年内いっぱいで退職することになった。

外資系企業にて英語力を活かしてハッスルするらしい。
今はいまだ言い辛いことがあるだろうから
年明け、新しい職場で働きだしてからでも飲みに誘って色々な考えを根ほり葉ほり聞いて
質問してみようと思う。
---
最近はこの手の話(転職というか、キャリアプラン全体)に非常に敏感で
皆様がどのような考えをもって、どのようにアクションを起こされたのか
を聞いて回っている。
社内の人とも沢山こういう話をしたいのだが
さすがに業務時間内に話すわけにはいかないので
定時後に勉強会を主催し、そのときに色々と話す。
---
昨日はMOT(Management of technology)ホルダーの後輩に
【財務諸表の読み方講座】
を開催してもらった。
財務・会計の基本知識がないため内容は3割くらいの理解
(B/S、P/L、CF表の数字から成長率をだし、サステナブル成長率と比較し、
所属する会社の財務の健全性を測るというものだった。
まず言葉からして難しい。。。orz)
だったが、話を聞いた結果、
「とても楽しい」
という感覚は強く残った。
これだけでも自分にとって大きな収穫である。
こっちの道に進みたいなぁ、と好奇心ムンムン。
---
さて、MOTホルダーの後輩に
「今わたしたちは設計・開発をやっているけど
 やはりMOTの知識を活かして経営に携わっていきたいのでござるか」
と問うと
「・・・(少しの沈黙) はい、そうですね」
と返ってくる。
彼はまだ入社2年目で
今は与えられた業務を精いっぱいこなすのが楽しい時期だろうから
(技術的な業務ばかりになり) MOTの知識を活かすという観点が飛んでいたのかもしれない。
そして、それが【少しの沈黙】という形に現れたように感じる。
---
みんな、何がきっかけで キャリアや生き方について考えるのだろうか と思う。
目の前の業務に一生懸命になることは必須だけど
それが一区切りついたときに 
「あれ・・・?このままいくと将来どうなるんだっけ?」
となってしまわないかと勝手に心配している(自分がそうだから)。
---
長期的なゴールを定めて、そのゴールを自覚することが必要だなー。
そこには自己理解が必要になるな、と改めて感じたしだい。
=====
今日のまなび
 忙殺されず、自己理解する。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存