【0075】天然と養殖

今日はとある食事会に参加しまして、
そこで天然の鯛をいただきました。

佐賀っ子の私は魚にうるさい(九州は魚が安くておいしいのです)のですが
今回の魚は絶品だったんですよ。臭みは一切なく、上品な甘み。

作ってくれたシェフにお話を伺うと
甘みはみりんだけ。養殖は僅かに臭みのある油が出るため、それが臭みとなる
とのこと。

話変わりまして

今日帰って色々考えていると
自分が今やっていることは「天然」なのか「養殖」なのか
というテーマが出てきました。

「天然」から連想されることは

  • 自然に自分がやりたいと思える
  • 毎日がサバイバル(生存率が低い
  • 質が良い、希少価値が高い(他者から見れば参入障壁が高い)
「養殖」から連想されることは
  • エサを貰える
  • 与えられた環境
  • 周りを見ても同じような面ばかり
  • 安価で手が出しやすい(他者から見れば参入障壁が低い)

といったところでしょうか。

「天然が良いもの」という固定観念を持っているために、
天然びいきな項目挙げになっていますが
自分自身は、やはり、「天然もの」を目指して行きたいと考えたのです。
「天然もの」を目指す と言っている時点で矛盾していますが、
もっと外乱にもまれて、自分を理解して、自然に楽しめることに集中できている。
そんな「天然もの人生」を歩み、全うしたいと考えています。
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今日の学び
「養殖もの人生は、人から囲われた中で餌付けされながら生きる。安寧を得られるがいざというときの外乱に弱い。
 天然もの人生は、様々な環境を生き抜くための体力がつくまではハードだが
 それを乗り越えれば自由闊達に動くことができる。
 あなたに合うのはどちらだろう
 」
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